こんにちは。
しなやかに時代を駆け抜ける子どもを育てる
明青学院 塾長の関口智明です。
今回から、私が塾を開くに至った経緯や何を思いながら
経営しているのかなどを書いていきたいと思います。
私が中学生だった頃は、いわゆる詰め込み教育の最後の
世代あたりで、1クラス50名、1学年450名の今では
考えられないくらい生徒がいた時代です。
家のすぐそばの塾(当時は大手塾はなかったので個人の塾)
に小学6年生から通っていたので、英語・数学については
特に学校で苦労したことはなかったと思います。
ただ、その塾はテストの成績順に前から座ることに
なっていて、宿題を忘れるとバットを挟んで
正座させられるスパルタ塾でした。
そんな訳で、宿題だけはしっかりこなしていました。
進研ゼミもやっていましたが、最終的には封も開けずに
山積み状態たったのを覚えています。
塾と宿題だけで学校の勉強を乗り切り、定期テスト
2週間前からだけ勉強する「あまり勉強していない子」
でしたが、そこそこの成績で、クラスでは5~7番
だったと思います。
しかし、その場しのぎの勉強しかしていなかったので、
志望校選択の時期になり、理社の成績が悪く
第一志望校への合格率は50%程度でした。
学校の三者面談では、志望校を下げることも考える
ように言われましたが、
どうしても志望校を下げることは嫌だったので、
理社を自分なりの勉強法(塾をやって知ったのですが、
メモリーツリーという勉強法でした)で数ヶ月、計画的に
取り組みました。
「一生懸命勉強したな」と思えるのは、本当に、受験前の
数ヶ月だけでした。
結果は、何とか第一志望校へ合格!
高校に入ったら、勉強しなくちゃな。
部活はどうしよう。
恋愛もしたいな~。
ワクワクしていた卒業式の数日前、
父が突然倒れ、そのまま、この世を去った。