こんにちは。
しなやかに時代を駆け抜ける子どもを育てる
明青学院 塾長の関口智明です。
前回の続きです・・・
大学受験はすべて失敗した。浪人決定!
正確には、浪人は覚悟していた。記念受験に近かったかも
しれない。
あまり失意はなかった。
周りの友だちもほとんど浪人したからだろう。
浪人生活を経て、とりあえず大学生になった。
第一志望には入れず、いわゆる滑り止めの大学に入学した。
大学の授業は退屈だった。
語学は中学レベルだったし、
専門分野も全体像が見えないまま、一つひとつのピースを
勉強する感じで、どう役立つのか分からないままであった。
それでも、親に申し訳なかったので授業だけは出席した。
休み時間には友だちと語った。
将来の夢、人生、恋愛・・・
楽しい大学生活ではあったが、
「こうなりたい」という強い意思を確立するまで
真剣に悩んだという記憶はない。
モラトリアムという言葉が使われだした頃のことだ。