私は●●●で集団授業をやめました⑷
こんにちは。
しなやかに時代を駆け抜ける子どもを育てる
明青学院 塾長の関口智明です。
私は、
授業をすること=先生が先頭を走り、
生徒が離れないように
一生懸命ついていくということだと思っています。
まぁ、カルガモの引っ越しのようなイメージです。
新規内容を教えているうちは、十分機能するのですが、
受験を意識する時期になると
べったりとした関係から少し距離を置いた関係へと
移行せざるを得ません。
つまり、独り立ちの準備期間に入るわけです。
第一志望合格に向けて、
「自分にとって必要な勉強」を始めるための
心構えを作り、動き出すための期間です。
突然独り立ちできるはずもないので、
授業中の説法や面談、セミナー、休み時間の会話など
さまざまな段階を踏んで準備させていきます。
しかし、
ずっとべったりな関係から離れられない子どもが
確実に増えてきました。
「○○終わりました。次は何をやればいいですか?
「キミは何が必要だと思う?
「さぁ~・・・」
(≧▽≦) 絶句・・・
もっと、強者もいます。
「先生なんだから、指示をだしてよ」
(;´▽`A`` う~ん
彼らは決して成績の悪い子たちではありません。
定期テストで450点をとるような子も聞いてくるんです。
このままの関係でも、合格させることはできる。
でも、今のまま高校へ行っても、確実に誰かに頼る。
私は
「依存心」の固まりのような子を育てているのでは?
誰も何とかしてはくれない。
この子たちは、社会で生き抜けるのだろうか?
いつかは気付いて、変わっていくと思うが、
変わるなら早い方がいい!
そして、集団授業をやめることにしたのです。
(続く)