私は●●●で個別指導もやめました(追加)
こんにちは。
しなやかに時代を駆け抜ける子どもを育てる
明青学院 塾長の関口智明です。
明青学院には、1:2の個別指導コースもありました。
個別指導を受講するお子さんは、学力に不安がある
お子さんが多かったです(当塾の場合)。
個別指導の最大の売りは、
自分のカリキュラム・ペースで学習できる
ことである。
いつまでに遡行(振り返り)学習を行い、
いつまでに該当学年の学習を行ない、
目標の得点・偏差値を達成するのか、という
スケジュールが立てやすい。
しかし、自分のペースで学習で勉強して、
3年間で学習すべき内容が終わるのか?という疑問がわく。
あるいは、超基礎的な内容のみを指導して、標準レベルより
上の問題はやらない、ということになるのか?
明青学院の場合、
最終的には3年間の超基礎問題ができるレベルまで、
到達レベルを下げざるを得なかった。
より上を目指すならば、毎日でも指導したい。
受講数を増やすお願いをするのだが、
残念ながら経済的に難しい。
また、高い指導レベルを維持するのが難しい。
正社員が1:2の指導をすることは、経営的に厳しいので、
どうしてもアルバイト先生に頼らざるを得ない。
もちろん、さまざまな研修は行なうが、
先生の当たり・はずれがあるのは、事実である。
さらに、成績が芳しくない状態で入塾するということは、
学習量が少ないということであるので、
「家庭で学習しない習慣」がついている子が多い。
塾の授業は、理解中心の授業になるので、どうしても問題量が
不足する。
だから、家庭学習でたくさんの問題を解いて、定着を図るために
宿題を出すのだが、
勉強しない習慣がついている子は、やっぱりやらない。
そして、
最悪、先週教えた内容を今週も教えるはめになる。
「やる気にさせるスキルが不足していたんでしょ!」と
言われればそれまでだが、こんな状況だった。
だから、結局、大幅な成績アップは望めない。
「現状維持しているだけでも、学習範囲が広がっている
のだから、できるようになっているんですよ」
などと、最終的には面談で詭弁を使うようになった。
心が折れそうになった。
悩んだ・・・
いろんな塾に無理を言って見学させてもらった。
出会った生徒全員の成績を上げるためにはどうすればいいのか?
もしかしたら、夢物語なのか?
そして、
「やらせれている勉強」では、ダメなんだ!
子どものマインドを変えなければ、ダメだ!
「自らが必要だ!」と思って、「自ら勉強できる」
ようにならないと、成績は上がらない。
こんな、結論に至ったわけである。
授業形態を変えるのは、勇気が必要でしたが、
「自立型学習」に変えたのです!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。