それって、ケアレスミス?①
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こんにちは。
しなやかに時代を駆け抜ける子どもを育てる
明青学院 塾長の関口智明です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
明青学院では、只今
『中間テスト対策』
を実施中です。
塾生の皆さんは、
①できるだけ毎日塾に来て勉強してください。
②土曜日・日曜日の対策も、部活の時間以外は
塾にいるようにしてください。
キミたちが、自分で決定した到達目標を
決して絵に描いた餅にしてはいけない。
家庭学習で自分を律することができない場合は、
精神論を云々言う前に、学習環境を変えること。
みんなで、切磋琢磨して勉強しよう。
また、中間テスト対策にご興味をお持ちの方は、
下記までご連絡いただくか、HPよりお申し込み
ください。
さて、
中間テスト対策も終盤戦。
いよいよ明日からテストがスタートします。
毎回、反省の弁で聞かれるのが「ケアレスミス」。
入塾時の面談でも、ケアレスミスが多いので・・・
という話がよく出てきます。
まず最初に話しておきたいのは、
「何でもケアレスミスで済ますな!」ということです。
例えば、
数学でマイナスの数を分配するときに、符号を
間違えた
方程式で両辺を6倍するところを右辺にかけ忘れた
方程式ではないのに、分母をはらって計算してしまった
英語では、
動詞に3単現のSをつけ忘れた
過去形にするのを忘れた
複数形のSをつけ忘れた・・・
こんな間違いをすると、皆さんは
「うっかりミス」とか「ケアレスミス」とか言いますが、
残念ながらこれらはミスではありません。
設問の意図をわかっていない、
注意すべき部分をわかっていない
つまり知識を正確に表現できるだけの技量が
不足しているということだと思います。
本当のケアレスミスは、
問題用紙に書いた答えを転記する際に書き間違えたとか、
解答欄を間違えたぐらいなのではないかと思うのです。
本当のケアレスミスは、実際はほとんどない。
皆さんがケアレスミスと言っているのは、
本当はできないことを認めたくない、自分への
言い訳になっている部分が多いのではと思うのです。
ちょっと、厳しすぎますかね~。
では、100歩譲って、
普段できている問題がテストでできなかった
ことをミスというならば、ミスをしないようにするには
どうすればいいのか?
それは次回に述べさせていただきます・・・
生徒諸君!
問題演習ではできた問題ができなかった。
それはミスではなく、
単なる実力不足です。
問題演習の精度が低いということです。
それをミスと言って片づけてしまっていては
いつになっても得点を取ることはできません。
まずは、ミスではなく、
「できない」ということを自分自身が
納得してください。
その上で、
時間制限や正答率などの尺度で客観的に測り、
テストを受ける時のような緊張感を演出して
問題演習の精度を上げていきましょう。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■