9日(土)を大雪予報のため休業とし、11日(月)へ振替しましたので、久喜中の英数パーフェクトは10日(日)・11日(月)の2日間で実施しました。
仰々しいネーミングが付いておりますが、要は期末テスト対策の最終チェックをする機会です。参加資格は学校のワークを2回終了していることです。生徒たちは、テスト範囲の授業を1月中に終了しています。ですので、(学校で授業中に使うのため、ワークの先取りは禁止されているため)ワークのコピーで1回目、学校の進度に合わせて2回目を終わらせて、英数パーフェクトに参加します。
数学はワークの問題だけではバリエーションがたりませんので、塾用教材を使って初見の問題を解いていきます。英語は、ワークの基礎問題(構文を覚えるための問題)を省略し、文法・表現(熟語など)をチェックしていきます。
今まで高得点を重ねてきた生徒は、スケジュールを熟知していますので完成度は高く、明日テストでも大丈夫な状態になっています。その他の生徒さんも、後10日あれば完璧な状態に持っていけると思います。あとは、英単語・熟語を覚えるために、教科書本文の暗唱をこなしていくだけです。
さて、今では恒例になった定期テスト対策ですが、開塾当初(家庭での学習法は指導していましたが)塾内でテスト対策は実施しておりませんでした。学校のテストのレベルより高い授業を行なっている自負もありましたし、実際に生徒たちは得点を取ってきていました。
記憶が定かではありませんが、いつ頃からか、生徒・保護者からテスト対策へのニーズが高まり、通常授業をストップしてテスト対策を行うようになりました。さらに、ここ数年は、テスト2週間前は毎日塾で勉強してOKというスタイルになってきました。
常に門戸を開いていても、高得点を取ってくる生徒は通塾日以外はやってきません。家庭で勉強してできないところ・疑問点を解消しに塾に来るようなものです。ですから、テスト直前は当然塾を休みます。「勉強は孤独なもの」と知っているし、それに耐えられる精神力を持っているのでしょう。
まあ、これが本来の姿だと思うのですが、孤独に耐えられない生徒たちは毎日塾にやって来ます。もちろんテスト前日も夜まで塾で勉強しています。それがダメだとは言いませんが、それだと突き抜けた得点を取るためには、まだ足りないのです。
もちろんみんなでやれば、塾という学習空間でやれば、集中して勉強がはかどるとは思います。分からない問題があれば、その場で質問をすることもできます。
しかし、本来勉強は孤独なものです。みんなと目の前で切磋琢磨必要はありません。ライバルが勉強しているのを想像すればいいのです。その上で孤独に向き合いながら勉強することで、精神的にも強くなれると思うのですが、どうでしょう?
皆さんは、孤独が嫌いなのですかね?誰かと繋がっていないと不安なのですかね?
でも孤独を好きにならないと後々苦労しますよ。
だって、入試会場では休み時間だって話はできないのですから。