かなり早いが、入試前日の儀式を伝えておこう
明青学院では、2月は日曜日も授業なので、休みが全くありません。ですから、「あまりに疲れていたら休んでいいですよ。」と伝えてありますが、誰も休みません。今日も授業の合間の10分間に机に突っ伏して束の間の休息をしています。
心の疲労(=不安との戦い)は、来週願書を出せば落ち着くというか、腹を括るしかないので、徐々に収まってくるでしょう。
現在、受験生は「初見の問題(全国公立過去問)とその解き直し」と「まとめノート・ごちリストなどの覚え直し」の二本立ての勉強をしています。それも今週で終わりです。勉強は復習(一度解いた問題の解き直し)のみにしていきましょう。これで、頭の疲労からも解放されていくと思います。
最後は体の疲労を取り除くことです。例えば、合宿中の練習試合ならば、疲れた状態でどのくらいのポテンシャルを引き出すことができるか?を観察したりしますので、北辰テストの前日もガンガン勉強してきました。が、今後は本番です。しっかりコンディションを整えて臨む必要があります。よって、来週からは、早寝早起きの規則正しい生活を取り戻していきましょう。
ガンガン勉強していないと若干不安になるとは思いますが、残念ながら受験勉強に完璧はありません。トップ校を狙う生徒だって完璧と思っている人は誰もいないと思います。必要なのは、「やるべきことは全てやった」という満足感のみです。それを味わうためにひたすら勉強してきたのです。
そして、それを味わうための「入試前日の儀式」をお伝えしておきます。
今までにやった問題集やノート、プリント・過去問など、ありとあらゆるものを机の上に積み重ねてください。どうです、結構高く積み上げられたでしょ。それが、あなたが明日の入試に向けてやってきたすべてです。「頑張ってきたなあ」と思うでしょ。だから大丈夫。
最後にそれを見ながら、神頼み!
神頼みの文言は「どうか無事に合格できますように!」ではありませんよ。
「どうか今までやってきたことを全て出しきれますように!」です。志望校に合格するということは、今までやってきたことの結晶ですから。
入試当日、会場の扉を開けた時、
ポケットサイズの参考書を見ている人がいたら(当然頭に入るはずもないのだから)、「緊張しているんだな。頑張ろうぜ」と心の中でエールを送れる余裕があればいいですねえ。。周りを見回して、自分が一番頑張ってきたと思えるといいですねえ。
さあ、受験生諸君、もう一踏ん張りだ!