当たり前の努力ができる自分になる!明青学院 塾長ブログ

久喜市で成績アップを目指すならココ!明青学院は中学生対象の高校受験専門塾です。塾での日常の出来事や勉強についてなどを「人に伝える」練習として綴っています。

期末テスト対策期間中にテスト対策について考える

 

meisei-gakuin.hatenablog.com

 

 
 数年前のことです。定期テストで学年1・2位を争う生徒が中3になる春から入塾してきました。彼女が入塾して程なく初めての北辰テストがありました。2年生3学期の期末テストも学年トップということもあり、結果を心待ちにしていましたが、結果は50台後半の偏差値でした。彼女は学校の授業をしっかり受け、テスト前もしっかり勉強するというきっと模範的な生徒だったと思います。しかし、学習したものが自分の実力になっていなかったということです。
 
 彼女の様子を見ていると、学習した内容を丸暗記する勉強で、順序立てて説明しても最後のポイントの部分のみ覚え、その過程の理解はどうでもいいというような勉強でした。本人は定期テストで結果を残してきているわけですから、勉強とは丸暗記することになっていたわけです。もちろん、それで中3の学習内容が入っていくはずはありませんし、受験直前になって苦労するのは目に見えていましたので、学習内容の根本を理解した上で覚えさせるという作業を習得させなければなりません。
 
 まずは納得させ、方法論と示し、勉強に対する意識を変えていく。言葉にすれば簡単ですが、意識を変えていくのは並大抵ではありません。方法論は合っていても、意識が変わらなければそれは丸暗記になってしまうからです。無事に公立上位校に進学しましたが、全てを伝えきれた訳ではないのでその意味では悔いが残りました。
 
 それまでも感じていたことですが、この年を境に「定期テストの得点(結果)は学力ではない」と塾生たちに明言するようになりました。範囲が決まっているテストですし、どのように勉強すれば良いのかがわかっているテストです。ですから定期テストの得点は、どれだけの準備ができたかということです。学力とは別の物差しで、「行動(日々の授業や家庭学習・テスト前にどれだけ努力ができたかなど)を計るもの」だと伝えてあります。
 
 少しでもいい得点を取るために一生懸命勉強している生徒に、「その得点は学力ではない」と切って捨てるような表現は如何なものかと思います。ですから、高得点を取って喜んでいる生徒に「それは学力ではないから」と奈落の底に落とすような表現はしません。高得点を取るだけの準備(日々の勉強・対策期間中の勉強)ができたことを素直に褒めますし、その努力ができる精神力が身についてきたことをとても嬉しく感じています。そして高校入試に向けて得点を取るための勉強プロセスを少しづつ実感してもらえたら、それが今後役立つことを伝えます。 
 
 学校の授業やテスト勉強が学力に結びつかない生徒がいる以上、我々はどのように勉強させて学力に結びつけていくかを考え伝えて、彼らの行動や意識を変えていけなければならないという想いがあります。またサービス業である以上(塾が音頭をとってやることではなく生徒が独自でやることだと考えていても)生徒・保護者のニーズがあればやらなければならないというジレンマも抱えながら、テスト対策を実施しています。
 
 逆に言えば、勉強面でも営業面でもやらなくても大丈夫という自信が塾にあれば、テスト対策はやらなくてもいいということになる。生徒の意識を高め、行動を高め、ワーク演習という地味な勉強が習慣としてでき、こちらが想定する以上の得点を取ってくるような生徒にしていかなければならないと、問題演習をしている生徒たちを見ながら思うのでした。
 
 ちなみに、当塾のテスト対策は範囲のまとめの授業をしたり、オリジナルの予想問題の演習・解説をしたりというようなことは一切なく、ワーク演習とプリント演習・それの解き直しというチョー地味なテスト対策です。