当たり前の努力ができる自分になる!明青学院 塾長ブログ

久喜市で成績アップを目指すならココ!明青学院は中学生対象の高校受験専門塾です。塾での日常の出来事や勉強についてなどを「人に伝える」練習として綴っています。

いくら丁寧に教えられても、教わる力がついてこないといつまでも同じ位置

 

meisei-gakuin.hatenablog.com

 

 

 「分からないところがあれば塾で教えてもらいなさい。」
 
 保護者の皆さんが、よく口にする言葉だと思います。費用を払って指導してもらっているのだから正解です。ただ、保護者の皆さんは自分の子どもがどのレベルでわからないと言っているのを知る由もありませんよねえ。
 
 自分で考えるのが面倒で、分からないと言っているのか。
 
 考えるだけ考え、調べるだけ調べて、どうしても納得できないから、分からないと言っているのか。
 
 塾に行っていれば、ちょっと理解に苦しむ、引っかかるはあっても、わからないはないはずです。場合によっては(応用問題を宿題にすることもありますので)解けない問題も出てくるでしょう。ですが、全く手が付けられない、解法の糸口すら見つけられない問題を課題に出すことはしないはずです。
 
 ちなみに当塾では、家庭での問題演習は全て塾で解いた問題だけです。ですから、解けない場合は塾で解いたノートを見れば(正答の場合でも間違えた場合でも)全て載っていますので、「分からない」というのは「忘れた」ということになります。
 
 「分からないところは分かるまで何度でも指導します。」がウリの塾あります。何度も説明するということは、言い方を変えれば「教師の教え方が今ひとつなので、何度でも説明させてもらいます」「生徒の理解力が低いので何度でも教えます」ということになりませんか。
 
 果たしてこれをありがたいと受け取ってしまっていいのでしょうか。
 
 高校に入ったら、あるいは将来社会に出たら、同じことを何度も教えてもらうわけにはいかないことを生徒に理解させていく必要があると思うのです。中学生だから、今は守られていいという意見もあるでしょう。ですが、授業は教える側と教わる側のガチンコの真剣勝負だと思うのです。だから説明は一回のみ。ただしその場での質問はいくらでも受ける。あるいはその日のうちの質問は受ける。この練習をしていかないと「全部わからない」という生徒が出てくるのだと思います。
 
 同じ内容を何度も教えてもらったり、授業が説明をする・解説をするだけで終わってしまったら、生徒は聞いているだけでなんの力もつきません。次回、塾に来た時にすっかり忘れていて、先生はこう思うはずです。
 
 「いくら手を変え品を変え、切り口を変え教えたところで、受け取る生徒が・・・」
 
 まあ、これは学力的にかなり厳しい生徒さんになるでしょうが、現実問題として個別指導の塾には多い生徒さんだと思います。
 
 塾へ何のために行くのか?
 
 分からないことを教えてもらいに行くのでしょうか?
 
 できるようになるため、成績を上げるために行くはずです。
 
 分からないことを教えてもらうのは悪いことではありませんが、自分の教わるレベルが上がってこないといつまでも同レベルの内容を教わることになり、理解すべき学習内容が複雑になるにつれて、一層ついてこれなくなる。これが分かっていないと、いつまでも同レベルの質問をくりかえし、結果として本人は頑張っていると思うのでしょうが、当たり前だが結果は出ないということになるのです。
 
 誰かがどうにかしてくるという依存心の塊では、いくら塾に通っても費用が無駄になるだけです。教えてもらう力(教わる力)を鍛えていかないと成績の向上はありません。