当たり前の努力ができる自分になる!明青学院 塾長ブログ

久喜市で成績アップを目指すならココ!明青学院は中学生対象の高校受験専門塾です。塾での日常の出来事や勉強についてなどを「人に伝える」練習として綴っています。

英語が苦手科目になってしまったら・・・

 「先んずれば人を制す」つもりで英会話を習わせた保護者の皆さん、お子さんが中学生になって英語の成績はどうでしょうか。費用対効果を感じていらっしゃるでしょうか。
 過去の経験から、発音が少し上手だったり、リスニング能力がついているなどの効果はありますが、中学英語特に高校受験には英会話を習ってきたメリットはあまり感じません。中学英語は横一線のスタートだと私は考えています。
 
 中学生になり、英語の学習の仕方を学び継続できているとするならば、英語は得意科目になっているはずですが、残念ながらそうでない生徒がいるのも事実です。学習を継続できなかったために、今苦手である生徒は仕方ないにしても、学び方を習っていないために苦手になっている生徒さんが少なからずいます。
 
 英語が苦手な生徒の特徴は、まず単語量が圧倒的に足りないということです。また品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞…)の意識もないので、その単語の品詞も覚えられていません。
 
 そのため、文法はある程度頭に入っていても(英語は細かい規則がたくさんあるのである程度ではできないのだが)、正確な英文を書くことができません。
 
 例えば、「助動詞+動詞の原形」という原則は知っていても、will be busyのbe が入れられずに、will busyになってしまうのは、busyが忙しいという意味だと覚えていても、形容詞である意識が薄いため、助動詞の後ろに動詞の原形を入れられないことが多いのです。
 
 でも、彼らは単語練習をしないというわけではないのです。何度も書いて覚えようとするのですが、なかなか覚えられないため継続する意欲が減少してしまうような印象を受けます。覚え方の指導を受けていない(受けたが覚えていない)のです。
 
 漢字練習もそうですが、ただ機械的に何度も書いたところで覚えられるはずはありません。ただアルファベットの繋がりとして覚えようとするのです。発音をしないので読めないまま覚えているのです。
 
余談ですが、某中学校には「真っ黒ノート」なる課題がありました。英単語や英文をただひたすらノートに書くという課題です。塾の休み時間に書いている生徒が何人もいましたが、ただ1ページを英単語や英文で埋めるだけ(覚えようとするのではなく提出するためだけに書く)で頭に入れようとしてやっている生徒はいませんでした。これと同じことを英単語を覚えるためにやってきたのです。
 
 これでは覚えられるはずはありません。英単語は発音しながら覚えることで、「このスペルのときはこんな発音が多いな」とか、「ローマ字読みが基本じゃね?」とか「語尾がこの形になっている単語は名詞の時に多いな」とか、いろんなことを覚え繋がりがわかってくるのです。
 
 よって、英語が苦手科目になってしまった生徒さんは、口に出して発音することからやっていきましょう。教科書本文の暗唱からスタートするのがいいと思います。学年は前学年からでも1年生からでもいいと思います。
 
 学校の授業ノート(本文・和訳・新出単語が載っているはず)を手元において、CDを使って聴きながら、英文を読む練習を行っていきましょう。何度も読んで、読みながら単語のスペルが書けるか、本文を和訳できるかを確認してください。棒読みではなく、CDのネイティブの発音に近づけるようになりきって読みましょう。私立の入試問題には、発音やアクセントの問題も出題されますよ。
 
 皆さんがどの高校に進学するにしても、英語は絶対にできるようになっておかなければなりません。中学校段階で英語を捨てるわけにはいかないのです。まして大学入試改革です。英語は4技能が問われていきます。すぐには効果は出ませんが、数ヶ月続ければ必ず成果は出てきます。諦めずにコツコツと努力していきましょう。
 
 そして最終的には英語は語学ですから、文法的に分からなくても「なんとなくこんな英文を覚えているから、こんな答えじゃね?」的な答え方ができるようになったとしたならば、きっと英語は得意科目になっているはずです。