当たり前の努力ができる自分になる!明青学院 塾長ブログ

久喜市で成績アップを目指すならココ!明青学院は中学生対象の高校受験専門塾です。塾での日常の出来事や勉強についてなどを「人に伝える」練習として綴っています。

小学校で英語が教科になるって、ふっ〜

 ご存知の通り、2020年年度から小学校での英語が教科になります。その移行期間としてもうすでに英語教育が始まっています。
 
 小学校で英語を教えることに反対するつもりはありませんし、私が反対したところでどうになかなるわけでもありません。
 
 ただ小学校段階で「英語が苦手」な生徒ができ、学力差を持ったまま中学校に入学してくるということに不安と憂鬱を抱えているだけです。今までの横一線のスタートではなく、中学入学時から復習を必要とする生徒がいるということです。
 
 数年間で染み付いた苦手意識はそう簡単に払拭できません。高校入試という目標もはるか先ですから、苦手だろうが何がなんでもできるようにしなければならないなどという強く高い意識も持ち合わせていません。
 
 中学の3年間でも大きな学力差ができ、復習するして学力を上げるのに非常に大変な努力を要するのに、苦手意識を持って中学に入学してきた生徒たちにどのような指導ができるのだろうか、そんな想いは杞憂に終わるのだろうか、考えだすとさまざまなことが浮かんできて、変更を楽しみにする反面、多少の憂鬱を抱えている現在です。
 
 さらに、英語に指導時間が割かれるということは、今以上に母国語である日本語ができない・知らない生徒が出来上がるのではないかという不安も持っています。教科になるということは、評価をつけるわけですから、当然課題も出されるはずです。初めて英語を習うわけですから、すべてにおいて暗記が必要です。漢字練習や計算練習の作業の時間は変わらないと思いますので、英語の暗記に時間を取られると、読書や会話の時間が減ります。日本語を使って考える・想像する・表現する場が減るということです。
 
 今の中学生は(成績上位層においても)語彙力が不足しています。ですから、何にかを説明する時には、かなり噛み砕いて、あるいはたくさんの例を用いて説明をする場合が非常に多いです。中学の学習内容はそんなに噛み砕けませんよ。
 
 問題文を紐解くことができない(算数の文章題が苦手なお子さんは要注意です)生徒、解説を読んでも何が書いてあるのか理解できない生徒、国語の文章を読み込む意欲がない生徒など、そんな生徒が今以上に増えてくるのでしょう。考えただけでもぞっとします。はあ〜
 
 英語の話から、国語の話になってしまいましたが、どうぞ小学生の皆さん、良質な書をたくさん読んでください。読書をして教科としての国語ができるようになることはありません(と私は思っています)が、語彙力は必ずつきます。
 
 語彙力が備わっていれば自分の頭でいろいろ考えることができます。最小限の説明で深い理解をすることが可能になります。知識を活用する練習をたくさんすることができます。つまり、すべてがいい循環に入っていけます。
 
 重複しますが、どうぞ小学生の皆さん、英語も大切ですが、良質な書にたくさん触れておいて欲しいと思います。