当たり前の努力ができる自分になる!明青学院 塾長ブログ

久喜市で成績アップを目指すならココ!明青学院は中学生対象の高校受験専門塾です。塾での日常の出来事や勉強についてなどを「人に伝える」練習として綴っています。

高校の学校案内に載っているよく分からないワード②

引き続き、保護者・受験生のお役に少しでも立てたらということで、学校案内に載っている(あるいは高校の生成の説明の中で出てくる)ワードについて説明をしていきたいと思います。
 
 
【アクティブ・ラーニング】
高校入試を主戦場とする我々教える方にとっても近年よく耳にし、普通に使うようになった感のあるワードですが、中学生に聞いたら???だったので説明しておこうと思います。
 
もともと大学教育で行われていた学習・指導方法でしたが、社会の急速な変化に対して旧態然とした授業・教育では人材の育成がままならない。グローバル社会に対応できる優秀な人材が育たなければ日本の発展はない。という事で、大学だけではなく高校・中学にも指導方法として広がってきました。
 
簡単に言えば、一般的に行われる授業(先生の講義を一方的に聞いて演習をこなす受動的な学習・知識詰め込み型の学習)も大切であるが、生徒が主体的に能動的に学習するようにしていきましょうというのがアクティブ・ラーニングです。
 
具体的な学習方法としては、体験学習・調査学習を通してグループディスカッションやディベートを行い、最終的にはプレゼンするといった学習方法です。そうです。皆さんがやっている総合学習が実はアクティブ・ラーニングの手法による学びなのです。
 
じゃあ、アクティブ・ラーニングって特別なものなの?というイメージを持った生徒も多いと思います。総合的な学習って時間がかかりますし、授業というイメージではないし、果たして何が身についたのかがピンときませんからねえ。
 
でも、長期間に及ぶアクティブラーニングもあれば、学校の授業1時間で終わる教科学習の中にもアクティブ・ラーニングはあるんです。例えば、問題演習の時に早く終わった生徒がほかの生徒に教える「学び合い」などもそうですし、黒板で解法を説明するのだって主体的な学びです。ですから、実は普段の授業の中でも皆さんはアクティブ・ラーニングを実践しているのです。
 
それが本当に皆さん生徒にどのようにな影響を及ぼすのかは現時点では判断できませんが、主体的に能動的に考える姿勢や、知識を活用できる思考力・判断力を磨き、他者を認め協調して問題解決を図る力が身につくことが目標ですので、高校では様々な手法でアクティブ・ラーニングを取り入れていくと思います。
 
ただし、体験学習的なアクティブ・ラーニングだけを前面に押し出してくる高校はどうかな?と思いますよ。だって、いろいろなことを追究しようとしたら、基礎知識は必要になりますし、方法論も知らないとなりませんから、知識の詰め込み教育も一方では必要となります。そこもしっかり行なっている学校であれば大丈夫だと思いますが。
 
 
じゃあ、高校に入ったら出来るだけ勉強したくない生徒はどーするの?
 
アクティブラーニングを行うには、当然基礎知識が必要になりますし、主体的に学びたいという欲求がなければ成り立ちませんので、アクティブラーニングができる学校は限られていると考えていいのではないでしょうか?
 
 
【 PBL(Problem Based Learning)】
最初に見たときには、プロ野球パリーグのことかと思いましたよ。(そんなはずはなりません)
 
直訳すれば「問題をベースにした学び」ですので「実際に社会で起きている身近な問題や事例を素材にして、生徒たちがグループで協力して解決策を考えて発表する」というもので、アクティブ・ラーニングの一つの手法です。
 
例えば「駅前の違法駐輪で困っている」という問題に対して、どうすればそれを解決することができるかを、ネットで事例を調べるだけでなく、自治体に行って取り組みを聞いたり、利用者にアンケートをとったりする行動を通して、グループで話し合って解決策を考え発表するといったものです。
 
軽く書きましたけど、実際にこれを生徒にやらせるとなると、教師の負担はかなりのものになると思われます。問題での選定・各方面への調整・グループ内での役割も決まってくるでしょうから、積極的に参加する者とそうでない者も出てくるでしょう。それらを上手く導いていくには、相当なスキルが必要になるのではないでしょうか。
 
と思って色々調べていったら、マイナビ主催の「キャリア甲子園」なるものを発見した。PBLの全国大会のようなものです。
 
今の学校教育は高校単独ではなかなかできないものなのね〜。Benesseリクルートマイナビといった企業が結びついているんだなぁと改めて感じました。