当たり前の努力ができる自分になる!明青学院 塾長ブログ

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志望校、何で選ぶ? その2

大学への進学率が60%に迫る昨今、どの高校に入ればどの大学が狙えそうか?を考えるにあたって、各高校の大学合格実績は指針の一つですし、非常に大きなポイントになりますよねえ。
(京都や東京は65%強、埼玉は57%程度、沖縄が40%弱となっています)
 
ですから、公立・私立を問わず、大学合格実績には進路指導も合わせると数ページが割かれています。
 
我々、昭和生まれの親世代は「国公立>私立」の図式が頭にこびりついているため、国公立大学への合格数はまず目が行くところだと思います。
 
「お〜この高校では合格実績が伸びているな〜」「国公立合格者が60人か。卒業数が300人だから全体の20%に入っていれば国公立大学への進学も可能か?」とか、色々とお考えになると思います。
 
 
でも、結構知らないであろうことがあると思いますのでいくつか紹介します。
 
まず、高校入試では公立高校合格=進学となりますが、国公立大学は合格しても辞退することができるということです(AO入試、推薦(指定校・公募)入試・一般入試と色々な入試形態がありますが、辞退できるのは一般入試のみ)。
 
最初に知った時は、「へえ〜」という感じでしたが、調べていくと驚愕の事実が・・・
 
なんと最も高い辞退率は、どこの大学とは言えませんが(北海道にある大学です)40%を超えています。合格者の4割が入学辞退?じゃあ、定員確保のためにはかなりの数の合格者を出さないと無理。なんて間口の広い大学なのでしょう。ちなみに旧帝大東京工業大学一橋大学では最大で4〜5%です。
 
どこの高校案内にも合格した国公立大学名が記載されていると思いますが、知らない大学名ありませんか?(合格者の人数だけ見ていてはダメですよ)
 
北海道から山梨、果ては沖縄まで、合格はしているけど本当に進学するのかいな?という大学名が結構ありますよね。地方の大学に進学するということは、もちろん下宿ですから学費以外にもかなりの費用がかかります。果たしてそれだけの費用をかけて進学する価値ある大学なのでしょうか?
 
それ以前に、受験に行くのだって交通費や宿泊費など結構な費用がかかります。
 
と考えると思いますが、今の時代、大学も全国から受験生を集めなければやっていけませんので、なんと本学での受験以外に「地方試験会場」を設けている大学が結構あるのです。
 
さらに、一般入試で個別の学科試験を課さない大学もあるんですよ。つまりセンター試験の結果だけで合格がいただけるわけです。(まあ、私立大学にもありますけど、国公立大学は我々の税金ですからねえ。私立大学にも補助金は出ていますが・・・)
 
 
 
また、私立高校では中高一貫部(一貫生)と高校から入学した生徒(高入生)の実績を合算する高校もありますので、というか合算するのが一般的ですので、高校の合格実績だけ見ていてはいけません。
 
合格数の中に一貫生が何人いるのか?をしっかり計算して、高等部だけでの合格実績をかならず出すようにしてください。ちなみに某高校での早慶上智の合格実績は14名、うち一貫生が7名、だから高入生が7名です。と考えるのは早計。多分重複しているはずですので、実際の合格数は3〜4名でしょう。
 
どうですか?奥が深いですねえ。
 
ちょっとまとまりませんが、数字だけを鵜呑みにしてはいけません!というお話でした。