自律の芽を潰さないように
すでに高速道路は大渋滞、
新幹線も自由席は乗車率100%以上、
空港も大混雑、
帰省ラッシュが始まりましたねえ。
当塾も今日がお盆前最後の授業、明日から、お盆休みに入ります。
夏期講習中は、時間になれば強制的に塾に来なければならない。
受験生ならば、朝から夜まで塾にいなければならない。
そんなある意味強制された(強制を望んで受け入れた)状況に身を置いていた中学生が、その枠を外されて、どこまで自分を律することができるのか?を試される期間となる。
ずっと同じ空間で見ている保護者のみなさんにとっては、イライラすることも、あるでしょう。小言の一つも言いたくなる時もあるでしょう。
でも、
小言を言わないと行動しないのであれば、それは自律ではないですよねえ。
東大生がよく言いますよねえ。
「勉強しなさい」と親に言われたことがなかったと。
それは、自分の行動を律する意識が本人になかったにせよ、行動できていたからでしょう。
塾内では、時計を見ながら行動し、チャイムが鳴る前に着席して、授業中も真剣に取り組む生徒たちですが、果たして枠を外した時にどんな行動をするのか。
有意義に過ごしてほしいのはもちろんですが、やるべきことを後回しにしてしまい後悔したり、無意味な1日を過ごしてしまい嫌な思いをするのも経験です。
そして全ての行動が自分に跳ね返ってくるということを勉強する。
ですから保護者の皆さん、
塾からの課題は出します
REの連絡も入れます
だから数日間、どんな行動をしていても、見ているだけにしましょうよ。
お母さん、あなたは子どもの日常を毎日見ていますし、我が子の性格を誰よりも知っていますから、どうしても小言を言いたくなりますよね。
そこを我慢して、お父さんに「諭して説教してもらう」ようにしてください。
試される側の中学生諸君、
「休日は平日」の意識を維持して、数日間を過ごしてください。
では、休み明けに会いましょう。